第一話 
四月一〇日

来禅高校の二年生に進級した五河士道。
一緒に住む妹・琴里とのやりとりや、平凡な学校生活を過ごす中、"空間震"の警報が突如鳴り響く。

第二話 
再接近遭遇

士道は空間震の中心で出会った"精霊"の少女を救うため、秘密組織<ラタトスク>のサポートによる特訓を受けることに。

第三話 
空分かつ剣(つるぎ)

「お前から誘ったのだろう? デェトとやらに」突然現れた"精霊"十香に士道は戸惑いながらも、<ラタトスク>のサポートを受けながら、天宮市街を歩いて回る二人。

第四話 
不機嫌な雨

天気予報を裏切る雨の神社、士道は水たまりで遊ぶひとりの少女と出合った。
どこか儚げで、何かに怯えているような様子の少女。

第五話 
凍て付く大地

行方不明になってしまった、四糸乃の大事なパペット"よしのん"。
四糸乃の精霊の力を封印し、彼女を救うために、士道はまず"よしのん"を探し出すことに。

第六話 
恋する温泉

十香と四糸乃にせがまれ、温泉に行くことになった士道たち。
一方で、AST天宮駐屯地の隊員たちも、隊長・日下部遼子のために温泉での慰労会を計画していた。

第七話 
来訪者達

「わたくし、精霊ですのよ」転校生・時崎狂三は、こともなげにそう語った。
時を同じくして、AST天宮駐屯地では陸上自衛隊のトップエース・崇宮真那が配属となる。

第八話 
三重狂騒曲

士道の今回のミッションは十香、折紙、そして狂三を巻き込んだトリプルブッキングデート!
気づかれれば即破滅の緊張感!

第九話 
狂乱の悪夢

間一髪、狂三の凶行から士道を救った真那。
そのまま「慣れていやがりますから」と言い放ち、狂三を手にかける真那の姿に士道はショックを隠せない。

第十話 
炎の精霊(イフリート)

為す術なく狂三に追い詰められた士道を救うべく現れたのは……五河琴里だった。
人間離れした力、"天使"まで顕現させる琴里の姿は、紛れもなく――。

第十一話 
カウントダウン

琴里に残された時間、琴里が琴里でいられる時間はあと2日……。
幼き頃から連れ添った妹に対して士道の取るべき行動は『デートしてデレさせろ!』

第十二話 
譲れないもの

士道は琴里のためにプールデートの真っ最中。
だが、そんな時間さえも無慈悲に吹き飛ばす轟音と衝撃。

第一話 
デイリー・ライフ

空間震を伴い、世界を滅ぼす力を持った精霊—。
そして、その尋常ならざる精霊の力を封印する能力を持った五河士道。

第二話 
颶風(ぐふう)の御子

高校生の一大イベント、修学旅行!
晴れ渡る空! 輝く太陽! そして母なる海!
浮かれ、はしゃぐ生徒たち……だが、島には、不穏な暗雲が忍び寄りつつあった。

第三話 
ふたつの願い

八舞耶倶矢と八舞夕弦—精霊<ベルセルク>から、敗北した者は消滅するという、残酷なルールのはずだが、その内容は……

第四話 
顕現

琴里不在の中、DEM社の空中艦から攻撃を受けた<フラクシナス>。
地上では、士道の叫びも虚しく、耶倶矢と夕弦の闘いは続く……。

第五話 
ディーヴァ

年に一度の合同文化祭<天央祭>を間近に迎え、にわかに沸き立つ来禅高校。
士道も天央祭実行委員に選ばれ、激務の日々を過ごしていた。

第六話 
ガールズ・ミュージック

精霊<ディーヴァ>—竜胆寺女学院に在籍する誘宵美九と、ステージ勝負をすることになってしまった士織こと、五河士道。

第七話 
破軍歌姫(ガブリエル)

ステージ勝負では美九に惜敗したものの、仲間たちの健闘のおかげで、総合優勝を果たした士道たち。
だが、束の間の勝利は、美九を強行手段へと走らせることに—。

第八話 
果たすべき約束

狂三と共に、DEM社に幽閉された十香を助けに行くことになった士道。
美九に邪魔されないよう、一時休戦を頼みに行くことになったのだが—。

第九話 
美九の真実

鏖殺公<サンダルフォン>を手に、DEM社の本拠に乗り込む士道。
そこに狂三、真那に続いて美九も姿を現す。更には琴里、四糸乃、八舞姉妹、そして折紙まで!

第十話 
反転

DEM社の最奥部、そこで対峙することになった相手は……十香?
氷のような眼差し、漆黒の霊装をその身にまとい、屠るべき相手として、士道に襲い掛かる。

第一話 
七番目の精霊

来禅高校の二年生に進級した五河士道。
一緒に住む妹・琴里とのやりとりや、平凡な学校生活を過ごす中、"空間震"の警報が突如鳴り響く。

第二話 
私を見つけられる?

士道の元に、突如届いた十二枚の写真とメッセージ。「この中に私がいる。誰が私か、当てられる?」当てられなければ、士道の周囲から『誰か』が消える—それは

第三話 
七罪はおまえだ

八舞夕弦の消失
七罪の問いかけに正解できなかった報いは、あまりにも大きなものであった。

第四話 
変身

七罪の課した難題を看破したと思いきや、その真の姿を知ってしまったことにより、精霊たちは無垢な幼子へと変えられてしまう

第五話 
絶望が落ちてくる

どんなに追い込まれようと、七罪の真の姿を知ろうと、五河士道は変わらない
どこまでも好意的に接してくる士道や精霊たちに覚えた戸惑い。

第六話 
分かたれた道

無事に封印が成されたことで、七罪は精霊たちの輪の中にも溶け込み始めていた。
しかし、安堵する暇もなく、士道は不穏な事実を耳にすることに……

第七話 
もたらされた力

《フラクシナス》と対峙する世界最強の魔術師、エレン・メイザースの専用艦《ゲーティア》。
その機動性、随意領域制御技術は琴里の予想を更に上回るものだった

第八話 
闇降る夜の魔王

己に絶望し、力を欲した末に……鳶一折紙は精霊へとその身を変じる
自らの仇敵であり、嫌悪と憎悪の対象。

第九話 
五年前、天宮市

両親を救うため、狂三の《天使》の力により時間遡行をした折紙。
しかし、両親を殺めたのは、精霊となった自分だった

第十話 
もうひとつの世界、もうひとりの彼女

狂三の機転にも助けられ、士道は決死の行動を経て折紙の両親を救った。
そんな士道が過去から戻ると、そこは『折紙による破壊』があった翌日……

第十一話 
星降る夜の天使

狂三を目撃した鳶一折紙は、反転体の精霊《デビル》と化し、狂三の分身体を切り裂く。
だが、正気を取り戻した折紙に、その記憶はない。

第十二話 
五河士道を攻略せよ

鳶一折紙の霊力を封印し、世界は平穏を取り戻りした。そして繰り返される来禅高校の日常。
しかし、そんな平穏な時間を破ったのは、他でもなく